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早期発見シリーズ

夏バテ対策−5つのポイント
No.01 2002.09

食欲の秋です。何を食べても美味しい季節がやってきました。しかし秋の食欲は、夏の間に偏りがちだった栄養のバランスを回復するためにあると考えましょう。欲望のままに大食すれば、生活習慣病の元凶でもある肥満が待っています。そこで今回のテーマは正しい食生活です。皆さまの毎日の食事をこの機会にチェックしてみましょう。

【Point1】 一日三食摂ろう!

人間は、生理的には一日六食、これが消化器にもっとも負担をかけず、吸収もいい“理想的な食事”だとされています。しかしそれでは仕事になりませんから、現実的には一日三食が基本になります。肥満を招くのは、朝食抜きの一日二回食や、はなはだしい場合は一回食です。同じカロリーを摂取した場合、回数が少ないほど肥ることが証明されています。それだけ腸の吸収率が高まり、脂肪を多く作るようになるからです。

相撲の力士が一日二食にしていることをお忘れなく! 朝食をたっぷり摂ること、そして昼、夜と順に食事を軽くして、一日三食摂るのが“肥らないための秘訣”です。

【Point2】 好き嫌いせず万遍なく!

あれを食べてはいけない、これも食べないほうがいい、と“食事べからず集”を言い立てる人がいますが、何でも万遍なく食べることで、自然が栄養のバランスを与えてくれると考えたほうがいいでしょう。やむを得ず外食する際には、幕の内弁当がお勧めです。野菜・魚・肉・卵・海草…と、海・山・畑でとれるものがバラエティ豊かに入った“日本の知恵食”です。寿司や蕎麦、丼ものより、栄養学的にはるかに優れています。

【Point3】 腹八分目が健康の源!

一日三食、万遍なくといっても、毎食、胃袋がはちきれるほど食べてはカロリーオーバー、肥るのは目に見えています。「腹八分目医者いらず」ということわざは現代にも通用する名言です。

【Point4】 塩分の摂りすぎに注意!

日本食は塩分が多いのが欠点です。塩分は一日10グラム以下を守りましょう。塩辛、このわた、明太子で酒を飲み、塩鮭、佃煮、たくわん、味噌汁で食事をすると、一食で20グラム以上になります。

 

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