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早期発見シリーズ


No.07 2003.02

2月は脳卒中の最も多い月です。脳の血管が破れて出血し、それが柔らかい脳を圧迫・破壊して脳の機能が失われるのが脳卒中です。一命をとりとめても、意識や言語、運動に障害が残ることが多い。

原因は、動脈硬化。血管の傷みです。年齢とともに血管は硬化しますが、その進行を遅らせるのも早めるのも、健康管理次第です。
以下、脳卒中を防ぐポイントをご紹介します。

【Point1】血圧を適正値に保とう

高血圧を放置すると、間違いなく動脈硬化になります。したがって、逆に、血圧を適正にしておくだけで、動脈硬化、脳出血の予防は90%完了です。定期的に血圧を測定し、常に適正値を保つようにしましょう。

血圧の上が150、下が90以上の人は、塩分の取りすぎやストレス、睡眠不足などに十分注意し、専門医の指導を受けるようにしましょう。

 

【Point2】糖尿病・痛風・高脂血症も大敵

血管をボロボロにする糖尿病・痛風も大敵です。またコレステロールや中性脂肪など、脂肪分が血液中に多い人は、これが血管に付着して動脈硬化を促進します。寒いこの季節には、仕事の忙しさに流されず、とくに、医師のチェックや食事療法を欠かさないようにしましょう。

 

【Point3】危険因子を取り除こう

毎日の生活の中でも、動脈硬化を促進させないよう、十分に気をつけましょう。急に寒いところに飛び出したり、激怒や興奮したりすると血圧が急上昇することがありますのいで、要注意。また、喫煙は止めるのが望ましいと言えます。ストレスが大きいようでしたら、休暇をとるなどして、リラックスを図ります。暖かい下着を着け、家庭では、風呂やトイレは入る前に温めておくと良いでしょう。

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