No.08 2003.03
突然死・過労死がマスコミに多く登場していますが、原因の多くは心筋梗塞です。心臓の筋肉に血液を送り、栄養を与えている血管を冠状動脈と言います。根元の最も太いところで、直径3mm。マッチ棒ほどのものです。この血管壁にコレステロールがたまって動脈硬化が起こり、急に詰まると、たちどころにあの世行きです。
今回は、<嫌な上司を心筋梗塞にする法>というはなはだけしからぬ話をしますので、皆さんはその反対を実行して、大切な心臓を100歳まで守ってください。
【Point1】塩分の多い贈り物をし、血圧を上げる
何かにつけ、塩鮭、塩辛、佃煮、明太子など塩分の多いものをひんぱんに贈り、高血圧症にする。
【Point2】コレステロール値の高いものをご馳走する
私財をはたいてでもフランス料理店でフォアグラ、キャビア、霜降り肉のステーキなどをご馳走し、高級ウイスキー、ブランデーなどの贈り物を絶やさず、コレステロール、中性脂肪、尿酸の値を徹底的に上昇させる。
【Point3】運動不足にし、太らせる
運動は無駄でくだらないと説き、少し太り始めたら貫禄が出てきたと褒め上げてどんどん肥満させ、また一流店から高級洋菓子や羊羹を贈って甘いものづけにし、糖尿病にする。
【Point4】タバコを薦める
高級ブランドライターを贈る一方、定期的に高級タバコをプレゼントし、ヘビースモーカーにしたてる。
【Point5】ストレスで不眠症にする
上司の悪いうわさを、あることないこと、忠義顔で心配そうにささやき、ストレスで睡眠不足にする。
【Point6】人間ドックは受診させない
人間ドックは病気を見つけるだけでくだらないことだと説いて、一切受けさせない。
以上で作戦完了。こうして10年経てば、間違いなくバッタリ倒れ、帰らぬ人となる。 心筋梗塞になりたくなかったら、これらとまったく逆の生活を心掛けましょう。
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