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早期発見シリーズ


No.10 2003.05

風薫る5月、ウォーキングを始めるのに絶好の季節です。健康のために“1日1万歩”は欠かせませんが、私たちの平均歩数は、電車通勤のビジネスマンで8280歩、マイカー通勤ですと半分以下の3260歩、買い物を近所で済ませている主婦は5980歩という有様です。かなり意識的に歩く必要があります。そこで今月は効果的なウォーキングのポイントをご紹介しましょう。

【Point1】まず、歩こう

ウォーキングは全身運動です。筋肉・骨の60〜70パーセントがまんべんなく動くので、やり方によっては、ランニングや水泳に匹敵するほどの運動効果があります。また、脳と脚とは密接な関係があります。散歩中にパッとアイデアがひらめくことが多いのは、脚の筋肉への刺激が脳にも刺激になるからです。反対に、歩かないと脳細胞の老化が進みます。ボケ防止のためにも、さあ、今日から歩きましょう!

 

【Point2】背筋を伸ばし、速足で歩こう

ただ漫然と歩くだけでは効果はありません。背筋をピンと伸ばし、胸を張った姿勢で、1分間に100メートル以上のピッチでさっさと歩きます。約1キロメートル歩いて全身が軽く汗ばむくらいのペースです。ブラブラ歩きやうつむいた暗い姿勢では効果ありません。

 

【Point3】森へ行こう

森の中に一歩足を踏み入れると、ひやりとした空気の中に、何とも言えない懐かしい親しみのある香りが私たちを包みます。そんな森の中でグリーンシャワーを体いっぱいあびながらのウォーキングは、身も心もリフレッシュさせてくれます。

 

【Point4】薫風を吸い込もう

森に入ると空気が美味しいのは、炭酸ガスが少なく、いつも新鮮な酸素が溢れているからです。また殺菌作用のあるオゾンや樫、杉、楠などから出るフィトンチッドも豊富に存在しています。このフィトンチッドは樹木が何百年も存在するために、外敵から身を守ってきた物質で、強い殺菌作用があり、喘息にも著しい効果があります。1年で最高に気持ちの良い5月、森を歩きながら、薫風を胸いっぱい吸い込みましょう。

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