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早期発見シリーズ


No.14 2003.09

「快食」と言うと、たくさんの食べ物や飲み物をお腹いっぱい食べている姿を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。それは単なる大食=大食いです。快食とは食事の時間が来ると、いつも空腹感を覚えて食事がおいしく食べられ、食べ終わると満足感で幸せな気分になる状態をいいます。常日頃、そのような状態であるなら、あなたの消化器関係は健康と言っていいでしょう。今回は健康のバロメーターである「快食」のポイントをご紹介します。

【Point1】食事の時間は楽しい会話を!

食事のときに、仕事の話など込み入った話をすると、胃液も出ず、胃の働きが悪くなります。さらに食事もそこそこに仕事をすれば、胃もたれになって当然でしょう。食事のときは仕事の話は一切やめて、楽しいゴルフや旅行の話など、なごやかな雰囲気のなかでおいしくいただくことが大切です。

 

【Point2】寝る直前には食事をとらないこと

胃は食事の後も働いています。例えば、すき焼きを食べるとそれが消化されるまで約4時間かかります。よく噛んで、ゆっくり時間をかけて食事をし、食後は最低30分の休みをとることをおすすめします。

 

【Point3】ストレスを溜めないように!

ストレスは胃潰瘍を引き起こす大きな要因になります。もちろん、現代社会に生きる皆さんは、程度の差はあれ、ストレスを避けて暮らすことは出来ません。逆にストレスがないのも、老化を早めるとも言われます。ここで大切なのは、ストレスを溜めないことです。たまには美術館に行って絵画を楽しんだり、スポーツジムで思いっきり汗を流したり、自分にあったストレス解消法を見つけて、まめに実行することです。

 

【Point4】宴席でのフルコースに要注意!

トップビジネスマンの方は、昼食といえども、フルコースを食べる機会も多いことでしょう。まして、夜ともなれば、カロリーたっぷりの食事が山ほど出されます。それをすべて食べてしまっては、胃も堪りません。美食・大食は快食への道を妨げる最大の原因であることを、肝に銘じてください。

 

【Point5】酒は飲む前に飲む量を決めること

自分は酒に強いと豪語している人も、酒が入ってしまうと、万事にいい加減になりがちです。飲みすぎは、たちまち胃や肝臓に負担をかけます。必ず飲む前に、飲む量を決めるよう、習慣づけましょう。

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