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早期発見シリーズ


No.15 2003.10

胃潰瘍や糖尿病、高血圧症などの生活習慣病を引き起こす要因の一つにストレスが挙げられますが、そのストレスの最高の予防薬・治療薬が「笑い、ユーモアの心」です。健康長寿を誇る方々が、例外なく、たくまざるユーモアの持ち主であることが、そのことを証明しています。さらに、皆さんに共通なのは、おしゃれ、ということです。今回は、笑いとおしゃれの効果について、ご紹介しましょう。

【Point1】笑う門には福来たる

健康に関して、これほどぴったりな表現はありません。愉快で楽しくて腹の底から大笑いするとき、人間は酸素を肺いっぱいに吸い込みます。腹式呼吸も自然に行われ、横隔膜の運動がさかんになり、内臓の新陳代謝も盛んになります。顔、首、胸、背中、お腹の筋肉は楽しそうに目いっぱい運動し、血液はアルカリ性に傾きます。逆に、怒り心頭に発した人、仁王や鬼の顔は真っ赤ですが、それは血液が酸性化したためです。「わっはっは」と大いに笑って、ストレスを吹き飛ばしましょう。

 

【Point2】勝者は笑う

ビジネスは、人間関係に始まり、人間関係に終わると言ってもいいでしょう。ライバル、部下、お得意さんとの人間関係の良否が、ビジネスの成否を決めます。このとき、ユーモアほど有効な武器はありません。感情に任せて、怒りを発している人に成功への道は閉ざされます。成否がかかっているように思える局面で冗談を言って、周りの気持ちをほぐすことができるようになれば、ビジネスマンとしても一流と言えるでしょう。

 

【Point3】いつもおしゃれ心を!

国際治療学会の石橋長英元会長(当時91歳)は、松木康夫当院名誉院長との対談の会場に整髪された床屋から直行されました。銀髪がとても美しく、それこそ、頭のてっぺんからつま先まで、一分のすきもない、おしゃれな紳士だったそうです。また、伊藤忠商事の越後昭一元社長(当時80歳)との対談が終わり、エレベーターを待っていると、秘書の方が慌ててとんできました。対談後、鏡を見たら胸のハンカチが少し曲がっていたので、写真をとり直したい、とのことでした。常に自分を客観的に見ることが、健康長寿につながったのでしょう。皆さんも、おしゃれの心をお忘れなく!

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