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早期発見シリーズ


No.16 2003.11

冬の病気の代表格であるインフルエンザは、普通の風邪の症状とは違い、高熱に頭痛、だるさなど全身の症状が強く、あわせてノドの痛みや鼻汁などの症状が見られるのが特徴。さらに、幼児や高齢者など体力が弱っている方に、しばしば合併症(肺炎など)を引き起こし、最悪の場合死亡することも…。この現在最大の感染症といわれるインフルエンザの予防と対処法についてお話しましょう。

【Point1】なぜ冬に流行するのか?

インフルエンザウイルスの生存に適し、感染力が強くなるのは冬の湿度(乾燥)と温度(寒冷)です。そのために、鼻腔から咽頭までの上気道の粘膜の防衛機能が低下しがち。そのうえ換気が不十分で、空気中にウィルスが飛散していればインフルエンザが流行するのは当然で、そのため冬の病気の代表格の病気とされているのです。

【Point2】A型やB型タイプといいますが・・・

インフルエンザウイルスは大別してA型、B型、C型があり(C型は比較的症状が軽いので重要視されず、主に流行るのはAとBです)、一般的にA型はソ連型と香港型が交互に、B型は3年おきぐらいに流行しています。

【Point3】インフルエンザを予防するには?

毎年、少しずつ変化し続けるのがインフルエンザウイルスの特徴で、ワクチンの方もそれに合わせてどんな形のウイルスが流行するのかを予測して作ります。そして毎年、流行が予測される型のインフルエンザの予防注射が、幼児から高校生を対象に学校等で実施されます。また外出時のマスク、自宅・会社に戻ったときのうがい等をこころがけましょう。

【Point4】インフルエンザになってしまったら

以前は診断に時間がかかったものですが、今では検査キットを使って、鼻水やうがい液から簡単にA型かB型かの診断ができます。また治療も、抗インフルエンザウイルス剤が開発されています。

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