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早期発見シリーズ


No.19 2004.02

花粉が舞う季節がやってきました。世代を問わない病気と言われる花粉症。この患者は国内で実に1千万人以上いると言われています。そこで今回は、主にスギ花粉について述べてみましょう。花粉症のことを知り、上手な付き合い方が、引いては花粉症対策に結びつくのです。

【Point1】花粉症が増え始めたのは20数年前

花粉症は20数年前頃から急増し始めた病気。戦時中から戦後にかけて盛んに植えられたスギが、今まさに青年期を迎え、その花粉が日本中に散るからだと言われています。他にも、環境破壊の影響からアレルギー体質の人が増えていることと、肉食などの食の欧米化により体質が酸性に傾きやすくなったと唱える人もいます。

【Point2】300キロもの彼方から飛んでくる

花粉症とは、飛来してきたスギ花粉が鼻の粘膜に付着し、その肥胖細胞を刺激するとヒスタミン系物質が出て、これが鼻の粘膜にアレルギー反応を引き起こすのです。そして原因となるスギ花粉は、風にのると300キロ以上も飛ぶと言われ、東京で中国から飛んできた花粉を検出した学者もいるほど。花粉症シーズンは、日本列島の南からはじまり、だいたいは桜前線に沿って北上してきます。

【Point3】日常生活に影響を及ぼす症状

症状としては、くしゃみ、鼻水、目のかゆみ等が主症状で、ひどいときには1時間のうちにティッシュ1箱を使ってしまうほど…。非常につらい病気で、花粉症にかかってしまうと、日常生活がままならなくなることもしばしばです。耳鼻科や内科、アレルギー専門の病院で見てもらうのがいいでしょう。

【Point4】花粉症対策は早めのうちから

毎年、花粉症に悩まれる方は、早めのうちから特殊マスクなどで防護策を講じるといいでしょう。また、外出先から帰ってきたときには丁寧に衣服をはたくことや、洗眼、洗面も効果アリ。早めに対策をして、この季節を乗り切りましょう。

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