No.22 2004.05
戦後の日本に比べると、現在では若者の背丈も高くなり体格も良くなってきました。これは食物が豊富になり、世界中の美味しいものが手に入るほど裕福になったからでしょう。しかし、一見、理想的な食生活ができるようになった現代は、医学的に見てみると「高カロリーで栄養失調時代」と言わざるを得ない状態なのです。その落とし穴をフォローするのが今回のテーマ「栄養補給食品」です。
【Point1】好きなものしか食べなくなった現代人
バブルが崩壊し、不況が長引いているといえども、戦後の頃に比べれば食物も豊富になり、世界中の美味しいものが手に入る時代になりました。しかし、実はここに落とし穴がありました。つまり、“欲しいものが何でも手に入る時代”とは、“好きなものしか食べない”ということでもあるからなのです。
【Point2】栄養バランスがポイント
摂取する食事内容を栄養バランスの面から見てみると大変偏ってしまっているのがわかります。どんなに良いと言われる栄養でも大事なのはバランス。では何をどれだけ食べるのが良いのでしょうか? 何々は身体に良い成分が含まれているから一週間に一回は食べたい、というような情報を並べてみても役に立つかは疑問が残ります。有益な情報も実行が伴わなければ意味はないからです。
【Point3】現代の生活の知恵“栄養補給食品”
現代のビジネスマンにとって、簡単には身に付いた食生活を変えられるわけではありません。そこで、最も有効かつ実践的な方法が「栄養補給食品」を上手に取り入れることなのです。自然食品から抽出され、錠剤、粉末、カプセル状になっている栄養補給食品は、まさに現代人の生活の知恵とも言えるでしょう。ちなみに私・松木康夫は毎朝、ビタミンA(ベーターカロチン)、B1、C、D、E、カルシウム、レシチン、食物繊維、タンパク質をとって、不規則な食生活を是正しています。
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