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早期発見シリーズ


No.43 2008.10.11.12/2009.1.2.3

ガンには「発生」と「死」の間に、必ず分岐点があるのをご存知でしょうか? これは、そのまま生と死、天国と地獄の分かれ道なのです。この分岐点の前に、いかにしてガンを見つけるかがポイントになってきます。今回は、この分岐点についてお話します。

【Point1】分岐点の前と後

分岐点の前にガンを発見し手術で除去すれば、約98%ガンは完治します。しかし、これが分岐点の後だったら…、残念ながら今の医学では歯が立ちません。火事で言うボヤの段階であれば消し止められますが、完全に燃え広がってしまったら全焼しかないようなものなのです。

【Point2】分岐点を過ぎてからでないと現れないガンの症状

ではなぜ毎年30万人もの日本人が、この分岐点を過ぎてから病院に訪れるのでしょうか? それは、ガンの症状が分岐点を過ぎてからでないと出てこないからです。しこりがある、やせてきた、吐血、喀血、下血など、自覚症状が現れてからでは遅いのです。

【Point3】氾濫する情報に惑わされない

また、分岐点前なのにもかかわらず、手術を逡巡する人がいます。この人たちの多くが、分岐点を過ぎてから手術を受けた人の話を聞いて怖がってしまっているのです。さらに、「善意の情報」に惑わされる人たちもいます。漢方薬や栄養食品、鍼灸、温熱療法…等々、インターネット時代で情報が氾濫している昨今、情報過多になってしまって手術を受けなくなる人もいるのです。何度も言いますが、分岐点前なら約98%、ガンは完治するのです。

【Point4】分岐点前にガンを見つける!

症状が現れないガンの分岐点を自分で見極めるのは不可能です。だからこそ、年1〜2回の人間ドックが必要になり、もし早期ガンが発見されたら、怖がらず手術を受けるようにしましょう。

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