No.06 2003.01
一年の計は元旦にあり。積極的な気持ちで、年間の健康管理・健康増進の計画をたてましょう。そして三日坊主でなく、継続することも固く決心することが大切です。ヘルシー・ライフには、@肉体を鍛える、A心の健康、B食事健康法の三本柱があります。今回はこれらについて、お話しましょう。
【Point1】肉体を鍛えよう
● 歩こう……すべての老化現象は脚からやってきます。歩きに歩いて、まず脚を鍛えましょう。万歩計を購入して、常に身に付けておきます。最低一日一万歩を目標とします。これに毎朝30分のジョギングを加えれば、申し分ありません。
● 毎朝15分の体操……体には400の筋肉がありますが、日常生活では300〜350位しか使っていません。「運動不足で…」などと笑っていると、何年も使っていない筋肉がたくさんできてしまいます。これでは体が硬くなり、体力が衰えて当然です。因みに、ラジオやテレビの体操はどれもこれもうまくできていて、15分で体中の筋肉をばっちり動かし、伸ばしてくれます。たった15分も、1年間続ければ91時間。効果は絶大です。
● スポーツをしよう……ゴルフ・ジョキング・テニス・卓球・水泳など、何でも良いでしょう。自分に合ったスポーツを定期的に行いましょう。昔とった杵柄を再開するのも、また良いでしょう。スポーツは健康と老化防止の最高の妙薬です。
●快食、快眠、快便、快尿、快汗、快声、快精の7つの快も実行してください。
【Point2】心の健康を!
● 情熱と生きがいを持とう……何事にも情熱をもって対し、生きがいを持つことは、何にも勝る老化防止と健康維持の秘訣です。趣味を始めるのも良いし、年頭にあたって仕事上の大きな目標を立てるのも良いだろう。語学やOAに挑戦するのも楽しいことです。
● 笑おう……ユーモアは頭の働きをクリアーにし、人間関係を円滑にする、精神衛生の基本です。交際範囲を広げるきっかけにもなり、ストレス解消にもなる。ユーモアを振りまく心の余裕を忘れないよう、心掛けましょう。
● まめまめ健康法……おっくうがることから老化が始まります。ビジネスでも家庭でも、いつもマメに振る舞いましょう。
【Point3】食事健康法
好き嫌いせず、万遍なく,何でも少しずつ食べること。塩分を少なくし、腹八分目に、一日三食食べることが理想的です。詳しくは、2002年9月の本欄でご紹介しましたので、再度ご覧になり、継続して実行されることをおすすめします。
■なお、これらを実践したうえで、年1〜2回の人間ドック入りで、定期的な健康チェックを行うことが大切です。
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