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早期発見シリーズ


No.26 2004.09

まだまだ暑さの残る9月。これからは実りの秋、何を食べても美味しい季節のはじまりです。しかし、統計的に見ても、この時期に太る人が多くなります。そこで今回は、成人病の元凶のひとつといわれてる“肥満の害”を考えてみました。

【Point1】肥満は標準体重に重りを背負うようなもの

人には“標準体重”というものがあります。これは身長に見合ったバランスの良い体重のことで、ひとつの目安です。その10%増までは許容範囲といえますが、それ以上は“害”と考えましょう。たとえば、標準体重の人に30kgの重りをつけて普段の生活をさせてみるとどうなるでしょう。たぶん3日ももたずに足、腰、膝などが痛み、心臓が苦しくなって、悲鳴を上げることになります。つまり、標準体重を30kg超えている人は、これと同じことなんですよ。

【Point2】“脂肪”が臓器に浸潤してくる!

過剰な脂肪は、まず最初に皮下にたまり肥満を作りますが、これが長く続くと、大事な臓器へ浸潤を開始します。血管に浸潤すると「動脈硬化」、肝臓だと「脂肪肝」。心臓だと「脂肪心」など、重大な機能障害を引き起こすのです。

【Point3】糖尿病になりやすい!

標準体重の人の約2〜3倍の率で糖尿病になります。ちなみにアメリカでは、“肥満者は重役になれない”なんて会社も増えてきているそうですよ。つまり自分をコントロールできない人間には、会社を任せられないという考え方なのです。

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