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No.39 2007.1,2,3
企業戦士がバリバリ働いていたら、ある日突然亡くなるという過労死が増えています。人生の助走部分をひた走っているうちに命を落としてしまうこの過労死を、未然に察知する10か条を今回はご紹介しましょう。
【Point1】突然死は不健康な生活の垢が蓄積されたもの
世界保健機関(WHO)は、過労死とは「なんら病名を持たない人が、突然発症し、不明の原因で24時間以内に死亡する場合」と定めています。しかし、死因を大別してみるとほとんどが心臓血管の病や脳卒中なのです。つまり、医学的に見ると不健康な生活の垢が蓄積されたものであり、決して突然や偶然によるものではありません。その際、必ず死を警告するような兆候や危険信号が出るはず。多忙や責任感・義務感の強さ、あるいは健康に対する過信が、これらを無視し続けてきた結果なのです。
次項に突然死の危険信号といえる10か条を記しておきました。いくつも心当たりがある人は、一刻も早く、生活習慣や食生活の完全が必要です。
【Point2】突然死の危険信号10か条
- 早く家に帰りたくなった
- 鏡に映った自分の顔に驚く
- 朝、起きるのが辛くなった
- 酒を飲みたくなくなった
- 息苦しくなる
- 食べることに興味がなくなった
- 人間ドックで注意された
- 顔や手足がむくむ
- 夜、疲れているのに眠れない
- 体重の減少
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